当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園
- 2019年 2 月 24 日(日) 版
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- 年長組の劇の会がありました。絵本という文学作品の筋書きの理解だけでなく、登場人物の像を描きその場面の情景、その時の思いも十分に話し込み、それで得られたイメージを共有しながら、言葉(セリフ)動作を集団で作り上げます、自分たちの劇は「こういう風にしていこう」と決まり事をしていって、劇という形にしていきます。
個々は、虚構の世界で自分でない自分を演じていきます。「劇」とは、人間の内面、心がテーマだと思います。「こういう時自分ならどう思うか」「悲しい、辛い、嬉しい、飛び上がるほど嬉しいなどなど」の感情を表現してみる。
自分とは違う人間になることで自分を客観視することになり、感情体験をしていくことにつながっていき、これらの力が他の人とのコミュニケーションを取る力になる土台が作られていくと思います。子供たちは意識して「心を耕す」体験をくぐっています。一人一人が自分の役を演じ、クラスの仲間と助け合い、認め合いながら劇を作ってきました。
入園、進級してからの子どもたちの成長をずっと見てきた、お母さん、お父さん方が感動し、実感できた「劇の会」でした。
園長 原田 小夜子
劇の会・つばめ1組「やまんばのにしき」
- 衣装を着て、役になりきって!
- みんなでお月見をしていると
- 山からがらがやってきて
- 餅をついて持ってこいと!
- 餅をみんなでついて
- あがさばんばを先頭に運んでいると
- 嵐に遭ってあがさばんば1人に
- 餅を届けた
- 熊汁をご馳走になったり
- 足をもんだり
- かえりにお土産をもらって
- 村ではあがさばんばの葬式が
- いきていたのでみんなビックリ
- お礼の錦をみんなで分けて
- みんなよく頑張ったね
劇の会・つばめ2組「あほうむらの九助」
- みんなを笑わせるぞ!
- お代官がやってくるので九助に相談
- 年貢をとりにお代官がやってきた
- みんなダラス(ばかもの)になって
- ちょうずを回せと言うと
- 長ーい頭をグルグル回して
- 腐ったタイを
- お代官様に差し上げて
- 大根おろしを持って来いと
- 落ちてくる大根に
- お代官はビックリ
- 床をとれといったら壊された
- あほうむらはもうたくさんじゃ!
- よかったよかった
- たくさん拍手をもらったよ
劇の会・つばめ3組「さんねんねたろう」
- さぁ!頑張るぞ!
- 働き者の寝たろう!
- おっかあの看病を一生懸命
- 白いご飯が食べられずに死んだ
- 働いても働いてもだめだ!
- おらはもう寝る
- くすぐっても起きないし
- お役人がきても起きない!
- ねたろうはすごいね
- 秋のお祭りを
- 皆で祝っていると
- ねたろうが突然起きてきて
- ここを掘ればええがな!と
- 水が流れてきて
- ねたろうのおかげや!