山形県立谷地高等学校 部活動方針

 1 谷地高校部活動基本方針

 本校の部活動は、教育目標及び教育方針を踏まえ、自主的・自律的に行われるとともに、学校教育の一環として教育課程との関連を図りながら、合理的かつ効果的に取り組むものとする。

 2 休養日及び活動時間について

(1) 休養日
平 日:1日以上
週休日:1日以上 
年間の休養日は、平日・週休日等を合わせて104日以上とする。
強化指定部は、休養日を週1日と設定する期間がある場合は、設定できない休養日を他の週に振替え、年間活動計画に示す。
(2) 活動時間
平  日:2時間程度
週休日等:3時間程度
強化指定部は、活動時間について、生徒に過度な負担とならないように配慮しつつ若干の延長をすることができる。
(3) 長期休業中の休養日
ある程度長期の休養期間(オフシーズン)を設け、活動計画に示す。
(4) その他
定期考査1週間前から定期考査中(最終日前日まで)部活動休止日とする。
目標とする大会・発表会等の前に特別強化期間として休養日を週1日と設定する場合は、設定できない休養日を他の週に振り替え、活動計画に示す。
上記の活動時間については、大会・発表会・練習試合・合宿・遠征等は除くものとする。

3 大会参加、県外遠征等について

(1) 宿泊を伴って、県外及び国外に大会参加、遠征等をする場合は、運動部は県教育庁スポーツ保健課、文化部は県教育庁高校教育課に届け出ること。
(2) 公欠をもらう場合は、「公欠カード」を各担任に提出すること。
(3) 校外活動する時は、「生徒派遣・合宿願」を提出すること。
(4) 大会・発表会等を控え、定期考査1週間前から定期考査中にかけて活動する際には、「部活動特別許可願」を提出すること。

4 活動計画及び活動実績について

(1) 顧問は、学期ごとに活動計画を作成して提出する。
(2) 顧問は、活動実績を学期ごとに提出する。
(3) 各部の活動計画は、本校のホームページに掲載する。

5 強化指定部について

強化指定部については、生徒保健部で審議し校長が指定する。
令和4年度の指定強化部は、陸上競技部、カヌー部、弓道部、吹奏楽部とする。

6 部活動における事故防止について

(1) 顧問は、生徒の既往症等を事前に把握し、万一の際の対処法について生徒及び保護者に確認しておくとともに、活動前に体調確認を行うなど、事前の事故防止を徹底する。
(2) 顧問は、活動場所や設備、備品、用具等の安全点検を日常的に行うとともに、突発的な事故に備え確実にAEDを使用できるよう研修会等に積極的に参加する。
(3) 顧問は、日頃から生徒に対し、自ら事故や熱中症等を回避できるよう指導する。また、天候を考慮した以下の指導を適切に行う。
@ 高温・多湿時においては環境温度の測定を適宜行い、WBGT31℃以上の場合は原則として活動を中止しWBGT28℃以上の場合は、参加する生徒の適切な選別、こまめな水分・塩分補給や休息の取得など生徒の健康管理を徹底する。万が一、熱中症の症状が見られた場合は、「熱中症対応フロー」に従い、迅速に対応する。
A 雨天時にやむを得ず活動する場合は、低体温症になることのないよう注意する。
B 雷や暴雨の際は、活動の中止・中断の判断を的確に行う。

7 合理的かつ効率的・効果的な活動の推進について

(1) 顧問は、生徒の心身の健康管理や事故防止に努め、体罰・ハラスメントの根絶を徹底する。
(2) 顧問は、競技や活動の特性を踏まえ、短時間で効果が得られる指導法の研究・研鑽に努める。

8 その他

本活動方針について、コーチ・講師を委嘱している部については、コーチ・講師にも理解を得たうえで、顧問と連携して指導にあたる。
上記以外の事項については、山形県教育委員会の方針に則って実施する。上記方針は令和元年10月1日より実施する。
策定期日:令和元年9月27日