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医学と芸術の旅

帝王切開

スペインのジャーナリスト、ネストール・ルハンが「画家の病気」と題して、ゴッホの精神病、ロートレックの小人症、アポリネールの女神ローランサンと胃癌をあげ、興味深い洞察をしています。他にクレオパトラの甲状腺腫、ヴィクトリア女王の心身症と血友病、ボーの振戦せん妄失語症に陥ったボードレール、モーツアルトの尿毒症、ベートーベンと肝硬変、ラヴェルと脳腫瘍、マリア・カラスと心臓病、他に面白いお話がいっぱいありますが、カエザルと帝王切開のお話は興味深く思いました。カエザルとはローマのジュリアス・シーザーのことで、帝王切開はラテン語でsectio caesareaといわれます。
  1. カエザルの語彙は「切る」、「象」
  2. カエザルが帝王切開で生まれたという説
  3. カエザル法をカエザルが公布・・・
妊婦が死亡した場合は、子を胎内から取り出さなければならない。カトリック教会は1280年ケルン宗教会議で、死んだ母親のみ帝王切開を認めました。生きている女性に対してはスイス人のジャコブ・ヌフエルが16世紀に行っています。帝王切開がシーザーから来ていることは、知っていましたが、歴史的なことまで調べてあって読んでいて面白く思いました。

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