アーカイブ特別編

規格外の大きさの上矢部町富士山古墳。各地の地名を冠した〇〇富士、という山は多いですが、なんの装飾もなく富士山そのものを名乗る場所はあまり聞いたことがありません。その名に相応しい、膨大な出土品があったのもうなづけます。30年かけてある程度系統立った調査が終わったというのは、気の遠くなるような作業ですね。

戸塚宿七福神巡りが2年目を迎え、大いに盛り上がった時の記事です。色紙を手に入れそびれるという失敗をしてしまいました。翌年にはJRとのタイアップが入り、盛り上がりは絶頂に。今では戸塚に七福神があるのが当たりまえの風景になりました。新しいものが伝統に変わっていく、その途中のレポートだったと思います。

南谷戸の大わらじ。いつ見ても、その大きさには圧倒されます。大きなわらじは、よく、由緒ある神社仏閣に納められているので、こちらのわらじも大昔からのものかと思いきや、その歴史は意外にも新しく、大正時代からだそうです。とは言っても、100年以上。立派な伝統として、受け継いで行って欲しいものです。