戸塚パルソ通信@メール 第21号
地域レポート
2014年9月
ヨコハマの秋の味覚 「浜なし」を味わおう。
○「幻」といわれるブランド果実
「浜なし」は、横浜ブランド農産物の一つ。梨の品種ではなくて、横浜の生産者団体による、一定の基準を満たした梨が名乗ることが出来ます。幸水や豊水といった耳慣れたモノの他にも多様な品種が栽培されています。
最近では、横浜名物として広く認知される反面、生産者直売か、一部の農産物販売所でしか手に入らないことから「幻」といわれるほど。旬を迎える「浜なし」をご紹介します。
○農園におじゃましました。
今回お伺いしたのは、汲沢の丸伝農園さん。青空に翻る赤いのぼりが鮮やかです。
対応していただいた石井保雄さんによると、「浜なし」は、梨を毎日見ている生産者が、「一番美味しい状態」の実を見極めて収穫しているそう。最高に甘くなった梨を、もぎ立てフレッシュでいただくから、「浜なし」は美味しいのですね!
丸伝農園さんでは、朝9時30分頃から販売を開始するそうですが、大体は午前中に完売、早い時には30分で売り切れてしまうこともあるそうです。毎年「浜なし」の時期を楽しみにしてくれる常連さんも多く、7月の中旬頃には、今年の出来具合を聞く問合せが入って来ることもあるそうです。常連さんのワクワクした気持ちが伝わってきますね。今年の秋は、皆さんもぜひ「浜なし」を味わってみてはいかがですか?
●丸伝農園(石井和夫さん)
※販売される浜なしの種類、価格、収量などはお問い合わせ下さい。
TEL/FAX 045-881-1183(丸伝農園)
●浜なしの販売拠点・横浜市環境創造局農地・農産物・直売所・青空市・直売所