戸塚パルソ通信@メール 第116号
戸塚宿を行く(地域逍遥)
vol051
道案内の守護神猿田彦神社
■名瀬川をゆく(特別編)
名瀬川からちょっと離れるので特別編です。名瀬の猿田彦神社を訪ねました。
真新しい石碑が出迎えてくれました。大神宮と併記されているということは、伊勢神宮=神明社と合祀されているのでしょうか。
土地の神様を鎮める石塔が立ち並びます。
かろうじて、舗装された道が、緑に呑まれることを防いでいます。
鳥居が見えてきました。
本殿ですね。
中には小さな祠と、板碑がお祀りされていました。
■猿田彦は、天孫降臨の時、高天原から地上に降りようとするニニギノミコトを出迎え、高千穂にまで案内した神様として知られます。
そのため、道案内の神様、何かに迷った時に解決方法を示してくれる神様として崇敬されています。
近くには武相国境が走り、かまくら道にも近いこの場所に、道中安全を願って、道案内の神様が祀られたのは必然なのかもしれません。
こちらの猿田彦神社は大神宮(神明社)と合祀されているようですが、伊勢神宮も、猿田彦神社が、天照大神の門を守るかのように、内宮のすぐ近くに存在していて、両者の関係性の近さが伺えます。
●猿田彦神社