1,紙について考える


みんなの周りにある紙



 

紙の原料

紙について考える

 紙パックの原料となる樹木は、主に北米や北欧の針葉樹です。これらの木材は紙パックに必要な強度を得るのに適した、長い繊維を持っています。
また、日本で使用する紙パックのほとんどが、木材ではなく紙パック用原紙で輸入されています。


紙について考える使われる部位は端材で、その他は建材や家具用になります。また、切りくずは紙を作る時の燃料になる等、木材資源は余すところなく有効に活用されています。

※参考資料;寄本勝美 監修 「紙パック宣言」より


 

森林のライフサイクル(森林の管理)

 採種から2年の育苗を経て植え付けへ。そして、樹木の健全な育成を促すため間伐を繰り返すこと50年。
やっと伐採が可能な成木となります。牛乳パックの故郷の森林は長い時間と本当にたくさんの人の手によって大切に育てられています。


世界の森林面積の推移

世界の森林面積は全体として減少傾向です。ですが、ここ数年は世界的な森林保全の活動により、その減少率は下げ止まっています。
限りある資源を大切にしましょう!!

 


※データ:環境省自然環境局HPより

 

2,牛乳パックの出来るまで


造 構


水素と炭素からなるポリエチレンで紙を両面から挟んだ3層構造。
水になかなか強い!!

 


利便性

・安全で衛生的
・遮光性が高い
・印刷して情報を伝達できる
・輸送効果が良く、燃料を節約できる
・デザインや容量を自由に選べる
・飲んだ後は簡単にたためて、かさばらない
・軽量でコンパクト
・持ち運びしやすい
・リサイクルできる

3,牛乳パックのリサイクル


リサイクルをしよう!! (環境配慮)

牛乳パックには、ポリエチレンをはさむような構造で良質な紙(パルプ)が使用されています。
この紙パックをリサイクルしティッシュペーパーに再生する事は、ゴミの軽減とエネルギーの節約につながります。

 

 

全国牛乳パック回収率

地方自治体や回収業者の努力と地域住民の協力のもと、2014年の回収率は44.7%になりました。50%まであと一息!!

4,モーモーテッシュによる北酪酪農組合員への支援募金の取り組み(東都生協様との取組み事例)



回収までのフロー(八千代牛乳と東都生協様の取組み)


 

支援募金シミレーション(年間)