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アンリー・ルソー自画像
1910年頃
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アンリー・ルソーは、 はじめ皆に、こんなへたくそな絵は見たことが無い。腹がよじれて笑い死にしそうだといわれたそうです。ところが、 「へび使いの女」を描いたとき、誰も笑わなくなりした。 |

へび使いの女 |
最近、一村の絵が注目されるようになりました。 一村が彼の絵と似ているのは葉や動物の感じのせいと思います。彼の絵は死後評価されるようになってきました。 |

奄美の社 |
日本には縄文人が住んでいました。 そこに第1次、第2次の朝鮮からの渡来があり弥生文化が始まり、縄文人は沖縄人とアイヌに北と南に分割されます。 大和朝廷は出雲にいた大国主の尊や九州のクマソを滅ぼしたという説が裏日本史に書いてあります。出雲大社、これは滅ぼされたもののたたりを沈めるための社。
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな 」の菅原道真の天神さん。これらには日本人の心の中にたたり信仰があると描いてあります。日本の歴史は戦いと勝利者のたたりを静める気持ちの心が流れているとのことです。 |
ネアンデルタール人などの原人と現在の人の祖先クロマニヨン人が 何世紀にもわたって生存していたという話を ディスカバリーチャンネルで見ました。 チンパンジーとオランウータンが種の木から分離して今一緒に生存していますが、何らかの理由で将来どちらかが消滅してしまう可能性も考えられます。人類にも新種が現れる可能性があります。とりとめも無い話ですがシートン動物記では一番悪いのはいつも人間です。一生懸命生きようとする狼の一族や熊を追い詰めるのは人間なのです。今は人間が地球の支配者。 |

一村 50歳代 |
歴史は勝者によってつくられます。絵についてはどうでしょう。アンリー・ルソーは生きている間に認められ一村は最近注目されるようになりました。絵画は科学と同じで常に新しいものを求めていると思っています。一村はそういう意味で評価されると感じます。絵画に勝者というものがあるなら、それは歴史の時間にさらされても残れるものをいうのでしょう。難しいところはそれが将来決められるという点だと思います。 |