おらがとこしえの       絵画に対する    
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2012/4/16 改定
帝王切開
  スペインのジャーナリスト、ネストール・ルハンが 「 画家の病気 」 と題して、ゴッホの精神病、ロートレックの小人症、アポリネールの女紳ローランサンと胃癌をあげ、興味深い洞察をしています。  他にクレオパトラの甲状腺腫、ヴィクトリア女王の心身症と血友病、ポーの振戦せん妄失語症に陥ったボードレール、モーツアルトの尿毒症、ベートーベンと肝硬変、ラヴェルと脳腫瘍、マリア・カラスと心臓病、他に面白いお話がいっぱいありますが、カエザルと帝王切開のお話は興味深く思いました。 カエザルとはローマのジュリアス・シーザーのことで、帝王切開はラテン語でsectio caesareaといわれます。
             1) カエザルの語源は「切る」、「象」 、     2) カエザルが帝王切開で生まれたという説、        3) カエサル法をカエサルが公布...
妊婦が死亡した場合は、子を胎内から取り出さなければならない。 カトリック教会は1280年ケルン宗教会議で、死んだ母親のみ帝王切開を認めました。 生きている女性に対してはスイス人ノジャコブ・ヌフエルが16世紀に行っています。 帝王切開がシーザーから来ていることは、知っていましたが、歴史的なことまで調べてあって読んでいて面白く思いました。
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         ゴッホの旅                                     オランジュリー美術館 vs 国内展示企画   
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