ペール・ラシェーズ墓地と
佐伯祐三

           

ペール・ラシェーズ墓地を訪れました。 佐伯祐三のお墓があると信じていたからです。 地図(有名人の墓の地図)を買いにゲートに行きましたら、剣道を習っているという大男(日本語も少ししゃべれます)に 佐伯のことを聞きましたら、「無い」といわれました。 おりしも大雨、しばらく話し合いました。 墓地の一角に行くようアドバイスを受け、事務所を訪れました。 そこではコンピュータに全ての人のお墓がインプットされています。 やはり「無い」ということでした。 後で調べましたら、米子さん(佐伯祐三の妻)は 娘 彌智子と佐伯を仮埋葬をしたとありました。 つまり、その後彼らは日本に帰っていたようです。



息女と共にパリの街で製作中の佐伯


ペール・ラシェーズ墓地
このペール・ラシェーズ墓地で埋葬されている以下の方々の墓を見てきました。 マリー・ローランサンの墓は、彼女の絵に比べ質素でして、次いでアポリネールの場合、この人のお墓は詩的 !!、コローのお墓は彼の絵のように立派なもので、周りを石垣で囲まれ木々が彼を取り巻いていました。
ローランサンの墓             アポリネールの墓 コローの墓