ロダン と カミーユ

          



カミーユ
「美の巨人たち」を見て感動!美貌の天才彫刻家、ロダンの弟子、そして愛人、悲劇の人、そうです カミーユ・ クローデルです。 パリのオルセー美術館に彼女の作品「分別盛り」があったとは。 先達はあらまほしきかな。目が見えなくなったドガのつくった彫刻を後で知って、数回目のオルセー美術館で、いとおしくそれを見ました。
「分別盛り」はもう一度行ってゆっくりみなければ!「分別盛り」を見たのはは2004年の冬。オルセー美術館の2階で奇妙な彫刻があることに気がつきました。エリックの奥さんが、『これが有名なロダンとカミーユよ!』って教えてくれたことを思い出します。そのときは、醜い男と女、それにしがみつく悲しみの顔...しかし、よくわからないで見ていました。カミーユは、惜しみなく与えていきます、愛と情熱の全てを。しかし...ロダンは前の彼女の所に帰って行きます。この時のロダンの心理分析はどうだったのでしょう。一途なカミーユが嫌になったのか。同じ芸術家同士、鼻持ちならなくなったのか?なんとなく古巣の方が落ち着く気がしたのか?男の心理女の心理、そのうち調べてみようと思います。愛は惜しみなく奪う...ロダンよ!..(ええかげんにせい!もったいない!)。

分別盛り


接吻
カミーユは天才であった。当時女性の彫刻家は稀有。カミーユはロダンという男の才能に打たれ荒々しい男と女の表現。それに対してやさしい愛の表現に傾いたロダン。 美しいカミーユは自分の才能が人に取られてしまうと言う妄想にとりつかれ精神病院に入れられてしまいます。その顔は悲しくも無残なものとなります。男は仕事で自殺したり、気がおかしくなります。女は男で自殺したり気がふれます。ロダン美術館での世界一美しいと言われる「接吻」はロダンとカミーユがモデルであったのか!(私はロダン美術館に2度訪れましたがカミーユについては当時知りませんでした。カミーユの作品は多くあったはずでしたが、頭に残っていません。)この世界で一番美しいと言われるロダンの「接吻」...皆様内緒ですよ...私はこっそり指で撫で回してきました。でもつかまらず日本に帰ってこれました。私の自慢のできることはまだまだ...