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                                                                           「絵画に対するさまざまな意見トップ」   2005/12/04

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白矢

 皆様のお話を聞きながら上記のことに精を出しておりました。「病気と芸術家」の関係や訪れたところでの感動を書いていきたいと思っています。このトピに載せていたものがほとんどです。あとは、ジョルジュサンドとショパン、耳なし芳一...など。
 最近、私は芸術家は絶対の探求者ですので、ここはこうだと思ったらそれしかないのだということで、仕方がないのだと思います。それぞれおっしゃられることは各々正しく、それだからこそ相容れず絶対ということになるのではないでしょうか?油絵について多くの人が普通に知っていることをようやく手にしてきたように思います。つまり、まだまだこれからだと思っています。青バラに挑戦される方はすごいと思います。私ははじめから花びらの重なるとこを考えただけで逃げ出してしまいます。真摯にデッサンからはじめられる姿を想像し、「私は修行が足りんわい」と諦めております。



ジョルジュサンド

sokyo14

 「病気と芸術家」の関係興味深く読みました。色盲、色弱それでも絵描きになれるということですね。また精神異常でもかえって魅力ある絵が出来ると言う事実を知ると絵を描くとということの本質がわかってきます。人生色々、人間色々将に人間そのものに表現の根幹があるように思います。技術の追求のあまり人間性を失うと言うジレンマに陥ることになるように思いました。



「病気と芸術家」も掲載の小生のHP ロゴ

白矢

このシリーズをもっと深めてみたいと思っています。...人生色々、人間色々、将に人間そのものに表現の根幹があるように思います
 ギリシャ神話の世界は日本に当てはまると思います。多神教であった天照のいた古事記の時代の日本。神を信じてるような信じてないような今の日本。一神教になるとずいぶん制約が多くなると感じます。
 モンテクリスト伯は古今東西の物語の影響を受けたとありました。人間には不思議な感情があります。純粋な愛を求める、たとえば「ある愛の歌」、「君の名は」...近いところでは映画「ある日どこかで」。すいませんねー、この映画好きなものですから。クリストファー・リーブは「スーパーマン」などに出演、時と空を飛んだのに、闘病のベッドに長い間つきました。でも、彼の心は明るく未来を見ていたように思いました。ユリシーズではオデッセイがいろいろな誘惑と戦いながら、20年もの歳月をかけて愛する妻のもとに帰ります。純粋な愛の姿を見て人は涙します。復讐の心、岩窟王となってモンテクリストは心の誓いを果たします。敵討ちなども不思議なもので感動を与えます、忠臣蔵英雄はいつまでも、トロイは戦争で滅びましたがその子孫はローマの始祖となる。義経はジンギスカンとなる。
 愛は妨げるものがあってこそ燃え上がる、「ピュラモスとティスベ」は「ロミオとジュリエット」の原型とされています、親同士が仲が悪かったため二人とも死んでしまいます。ギリシャの昔より人間の本質は変わらないようです。
 愛というものは不思議なもの。励起状態にエネルギーが一番出ると思われます。まさに電子が飛び出そうとするとき、また放電状態のとき、至福の音楽を聞き、絶頂にいると思います。安定した状態では幸せを感じないように人は作られています(なんとひどいこと!)。愛の拒絶、エコーとナシサス人間とは『ああいえばこういう』というひねくれた性格に神がつくったのではないかと思います。永遠の愛に感動、しかし、悲恋にも涙する。最近では渡辺淳一の不倫の中に愛があるというのもはやったりしています。ゼウスはあちこちで浮名を流し子供を作ります。ピカソは近代のゼウスであったと思います。愛人の数は公認で22人であったそうです愛したいと思う心、また愛されたいという心は男女を問わず存在します。ピカソはそれができた現在人、顔、才能、富、力それだけの魅力があったと思います。人間性という言葉に反応してしまい長々と書いてしまいました。






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