戸塚パルソ通信@メール 第138号
戸塚宿を行く(地域逍遥)
vol066-2
水に親しむ緑の道和泉川(2)
■和泉川
源流に向かってスタート
■川べりに沿って遊歩道があります
木製デッキに沿って、丘を登ります。 丘の上は「鍋屋の森」 自然の草木を生かしながら、要所要所にベンチやトイレなどの施設を整備して快適にトレッキングできます。平成30年に開園した、比較的新しい公園です。
丘を越えて川畔に戻ります 公園の終わりにお稲荷さんの祠があります。和泉川の安全を祈ったものでしょうか?
立体交差になっている県道の下を潜って、さらに北へ向かいます。 「中和田小学校南部分教場跡」の碑。この辺りが、地域の教育の中心でした。
■地域の児童による啓発ポスター「和泉川を守ろう」
このほかにも、多くのポスターが掲示されていました 横浜市営地下鉄が地上を走る姿が見られました 歴史を感じる重厚なお宅などを眺めながら進みます
■和泉川親水広場
平坦な場所に草原が広がります。犬の散歩には格好の公園。いざ水害の際には遊水地になって、近隣を守ります
さらに北上
古い祠がありました。水神様でしょうか?
水辺に降りられる階段が整備されています
これらは水遊びというよりも、生活用水として和泉川を利用していた頃の名残のようです
神奈川県立横浜修悠館高等学校。2007年度末に湘南高等学校と横浜平沼高等学校の通信制が集約されて新たに誕生した、通信制高校です
桜川遊水池。葦が生い茂る湿地の隣には地域の公園が整備されています。
■いずみ中央の街が見えてきました。
相鉄いずみ中央駅 「地蔵原の水辺」です。元々の植生をいかしつつ、モダンアートを組み合わせた綺麗な公園になっています。もちろん遊水機能を兼ね備えています
■親水テラスを進みます
正面の橋は長後街道です
泉区役所 和泉遊水池
普段はグラウンドとして使われています 和泉川の水位がこの堤防を越えると、和泉遊水池に水が流れ込んで溢水を防ぎます
遊水池沿いを歩きます。ここだけ足元が整備されていません 堤防に戻りました。和泉川沿いには、距離の表示があり、ジョギングなどの目安になっています 生活用水として使われていた名残。下に見える桝で洗い物などをしていたようです。今は、火災時の取水口として使われている様子 和泉遊水池沿いにさらに北上
支流から流れ込む水。
出水口から直接本流に流し込まず、段々の流れを作って合流させています。見栄えもよく、遊び心を感じさせる場所になっています 和泉遊水池の端が見えてきました 西部あやめ橋。和泉遊水池はここまでです
ご覧の通り、とにかく遊水池が多い和泉川。それだけ古くから人々が和泉川の川畔で生活し、恩恵を受けると同時に、氾濫に苦しんできたことがわかります。
人と川の共存を考える和泉川川畔でした。
■新遊水池橋 から 西部あやめ橋
さらに続く「遊水池銀座」の和泉川。次回は瀬谷区に入ります。