戸塚宿を行く(歴史探訪)

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戸塚パルソ通信@メール 第154号

戸塚宿を行く(歴史探訪)

vol070-2

戸塚・品濃からアメリカへ新見正興(2)

■新見正興ゆかりの地を巡る

■神奈川奉行所跡

新見正興が務めた神奈川奉行所の跡。外国奉行も同地で執務していたとされます。
神奈川奉行所跡の碑は、開港100年を記念して建立されました。
題字は、当時の横浜市長・平沼亮三によるもの。
神奈川県立青少年センターの入口にあります。

■願成寺

■杉山神社

外国奉行・神奈川奉行は、開国に伴って新設された部署だったため、出仕する役人の宿舎がありませんでした。
杉山神社の別当寺として、現在の西区役所付近にあったとされる願成寺が、宿舎として使用されました。新見正興も出入りしていたことでしょう。

■西区役所

■現在の願成寺

現在の願成寺は、西区役所から少し離れた願成寺坂の途中に移っています。
門前には、期限を切って祈願すると願いが叶うという日限地蔵尊が祀られています。奇しくも神奈川奉行所跡の碑を揮毫した平沼亮三の墓があります。

■品濃白旗神社

新見家の篤い尊崇を受けた品濃白旗神社。新見正興も興隆に尽力したと伝わります。

■新見家墓所

品濃白旗神社から少し外れたところに新見家の墓所があります。
徳川家康から品濃を領地として賜った家祖・新見正勝と、新見正興の養父・新見正路の墓石です。
新見正興自身は、江戸で隠居したため、墓地は中野区にあります。墓地のあるお寺は願生寺。外国奉行と縁深い願成寺とそっくりな名前なのは、偶然なのでしょうか。