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園教育の特色!

子供の世界
logoトイレ その2

「トイレ1」の 続編 として「ウンチ」、「おねしょ」を取り上げました。今回もお母さん方からのアンケートから、各ご家庭からの質問、奮戦記録、工夫されている様子などを紹介します。

   
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logoウンチはどうする?

 ウンチは未だにパンツの中でしてしまい、
トイレでは出来ないみたい。どうしたらいいのでしょうか?
 おしっこは自分でトイレにも行けますが、ウンチはまだ、パンツからおしめに替えて、そこでしています。汚すので、おしっこを教えるようになっても、パンツでなく、おしめでさせてしまったので、少し後悔しています。夏に4歳になる前に、トイレでウンチをさせていのですが・・・良い方法を教えて下さい。
 家はだいぶ手こずったほうだと思います。それでもおしっこは、わりとすぐに、立って出来るようになったのですが、ウンチは3歳半くらいまでもらしていました。
 3歳前にトイレで1度出来たのですが、本人曰く「臭いからいや」だとかで、こちらがおだてようが、叱ろうが、効果なしでした(お尻も叩きました)。出来るようになったキッカケは、結局、本人にやる気が出た、という事に尽きると思います。夜中のオムツも「オムツはいや」と、本人が言い出したら取れました。
「本当はトイレでするのよ」という事は大事。根気強く誘うのも大事だと思います。でもそれだけではダメで、そこに本人のやる気がかみ合った時に、あっけなく、うまく行くような気がします。

logo「おねしょ」について

 昼間のオムツはあっさり取れました が、夜は紙オムツで寝ています。いつ頃、どのタイミングで夜も布パンツに切り替えていくのか??です。
 オムツは最近やっと、昼間は取れた様です。
夜はまだ取れていませんが、ホルモンの分泌量も関係しているようなので、様子を見てから、寝る前に、おしっこに連れて行ったりしています。
 長時間おしっこを溜められるようになる膀胱の発達、そして、熟睡するとたくさん分泌されるという抗利尿ホルモン(おしっこの量を抑える働きをします)が順調に分泌されるようになる事など、身体の成長に関係してきますので、5歳頃までは、気にしないで大丈夫です。本人が気持ちよく寝られる方法をとってあげて下さい。夜のオムツはずしは、幼稚園では年長のお泊まり会が一つの機会となっていますが、これも、おねしょマットを使用するなどして対応しています。

logo質問コーナー Q&A

A・幼稚園では3歳クラスの夏頃をめどに、と考えています。この頃になると、月齢の低い早生まれの子達も手足がのびて肛門あたりまで、うまく手が届く様になるからです。大人が手を取ってトイレットペーパーの切り方、たたみ方を教えます。拭く方向を教えてあげれば、ちょっと失敗しても安心ですよね。あまりに小さいうちからだと手足がとどかず本人が苦労しますし、衣服のかさばる冬はちょっと大変・・・やっぱり薄着の時期が良いかもしれません。
A・ OKです。
男の子が立っておしっこをするのには、オチンチンを持たないとダメなので、身体的に発達していないと無理な事もあります。幼稚園に入ってから、お友達のする様子を見て、真似をして出来る様になるケースも多いです。デパートなどや、おたまじゃくしの小さい男の子用便器などで、経験させてみるのも良いと思います。うまく出来ない時は、腰を後ろから軽く押し出すように手伝ってあげると、足やパンツを濡らす事が少なくなります。また、その際には、オチンチンを振って滴を落とす事を教えてあげましょう。(おしっこが数滴残っていると、赤くただれてかゆくなる事があります)。男の子のおしっこの仕方については、是非、お父さんに手伝ってもらうといいですよ!
A・補助便座がなかったり、
和式トイレ(公共施設などのもの)だったりすると、子どもは自分の身体を支える事が難しく、本当に大変ですよね。うちの娘も「おちるー!」と叫んでいました。「大丈夫。お母さんに任せて。しっかりつかまえててあげるから」親のこんな一言で、結構不安が飛んでいったりもした様です。余談ですが、小学校のトイレは未だに殆どが和式なので、男の子もウンチの時などで、少しずつ慣れておく事をお勧めします。
A・和式トイレのポイント
私の勤めていた幼稚園では、全部和式のトイレでした。入園の説明会では、うまく出来なくても、デパートに行った時など、できるだけ経験させてもらうようにお願いしました。男の子の中には和式トイレを知らない子もいて、男の子の様の便器でウンチをしてしまった子もいました。
入園してからの子ども達の様子を見ていると、お尻を上げて座る事がうまく出来ず、便器にぺたッと座る子がほとんどでした。
まずは、パンツ、ズボンは全部脱いで行く様にして、足の動きが十分できる様にしました。そして前の足ペダルの部分を握ると安定して出来るようでした。慣れて来ると、女の子などは片足だけパンツを脱いでやっている様子も見られました。

logo自然体でいこう

☆1歳の夏にオマルを購入し
 1歳の夏にオマルを購入し、十分に触らせ、親しませ、この夏は「オマルはオシッコをする所」という事を知れば良い、程度に思っていた。お風呂に入る時など、オムツがはずれた開放感からオシッコが出たら、大人は決して驚いたそぶりは見せず、決して「汚い」などとも言わず「良かったね。これオシッコだよ。さっぱりしたね。」等と話し掛け“オシッコの出ている感覚”を知らせていた。
 8月下旬とても暑そうなのでオムツをはずし、布パンツにすると、案の定、水たまりのようなお漏らしをしたが、決して責めず、表情にも気を付けて「オシッコ出たね。これオシッコだよ。」と話すと、たまたま2回目、出る前に「チッチ」と知らせてきた。
 3回目はもちろん失敗したが、3日位で取れてしまった。その間、期待をかけた言葉や「オシッコ出る?」などとも絶対聞かず、ダメで元々と開き直っていたのが良かったのかと思う。夫も「子どものオシッコはきれいなんだ」と、ズボンの上でされても気にせず、協力的だった。むしろ私の「もしかしてうまくいくかも」と言う、こっそりと夫に耳打ちする態度に「そういう期待が子どもにはプレッシャーなんだ、言わなくても敏感に感じているものだ。」と言う程だった。
 排泄の自立とは、時間を見て親がトイレに誘ったら出るからお漏らしをしないというのではなく、自分で尿意を感じて知らせ、排泄できる事だと思うので、その子、その子に合ったタイミングが来ると思う。
 トイレットトレーニングは早く始めても、遅く始めても、その子一人一人の「取れる時」は同じだと思うので、出来るだけ短期間で終わる様にしたいもの。失敗の連続だったら、1度あきらめる勇気も大切だと思う。

logoその他のポイント

 尿意を感じても、なかなか言い出せない子どももいます。 でも、お母さんなら、その子の「オシッコが出そうなサイン」はわかりますよね。そんな時は大急ぎでトイレへダッシュ!タイミングが合って、スカッとしたら「気持ちよかったね」と一緒に喜んであげましょう。
 一度「もう完璧!」となっても、また逆戻りする事があります。
それは、お母さんが妊娠したり、下の子が生まれたり、引っ越ししたりして環境が変わったりすると、赤ちゃん返りするために起こる事が良くあります。でもそれは一時的なものです。一度身体が覚えた事は忘れないので、その事で余りくよくよ悩まないで・・・心が安定すれば、いずれはまた元のように出来るようになりますから。
 あくまでも一人一人違いますので、
早くオムツがはずれたから偉いという事はありません。でも、オムツはずしは、社会生活をする上で教えたい躾の一つです。焦りは禁物だけれど、子どもに「オシッコやウンチはトイレでするもの」と教える事は大切ですね。

学校法人 金子学園 柚木武蔵野幼稚園
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