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① 余裕があれば、鍋に水と煮干し、昆布を入れて数時間冷蔵庫へ
時間がなければすぐに 火にかけても大丈夫
② 沸騰してきたら昆布は取り出す。煮干しは沸騰後5分で取り出すか、そのまま具として煮てもOK
③ 野菜類(3種類〜5種類程お好みで)を食べやすい大きさに切り、昆布を取り出した鍋に入れて煮鍋に入れる順番と煮る時間は下記を参考にして下さい(蓋を少しずらして弱火でコトコト)
・大根、人参、キャベツ、白菜、長ねぎ、玉ねぎ、きのこなど・・・20分
・じゃがいも、里芋、さつまいもなど・・・10分弱
・油あげ、戻した高野豆腐・・・2〜3分
④ 火を止め、味噌(約大さじ2)を味をみて調整しながら溶かす
⑤ 豆腐、戻したお麩やわかめ、別茹でした青菜があれば入れ、火を付けて沸騰後すぐに消す。
※味噌を入れた後はぐつぐつ煮立てない
毎⽇のお味噌汁は、毎⽇調理室にある⼨胴鍋いっぱいに作ります。⾥⼭からの⼊荷状況により、その⽇によって調理
室にある野菜が微妙に変わるのですが、主菜となるべく被らないようにしつつ、数種類の野菜を⼊れるようにしてい
ます。⼀体どうやって作っているの? と質問を受ける事も多いかまどのお味噌汁。その秘密とは…
★秘密1 だし
頭とワタを取った煮⼲し⼀掴みを⼨胴で乾煎りし、⽔を⼊れて沸かす。出汁昆布を細く刻んで投⼊し、具材の野菜と
⼀緒にじっくり煮込んでいきます。家庭では昆布は沸騰直前に、煮⼲しも数分後に取り出す事が多いのですが、幼稚
園では豪快に具材として煮込んでしまいます。⼦ども達の間でも、煮⼲しがお椀に⼊っていた時は「ラッキー!」と
いう事になっています。中にはお椀に煮⼲しが⼊るのを楽しみにしている⼦も。
★秘密2 じっくり煮込む
⼤根なら丸ごと1本、キャベツなら1⽟、⻑ネギだと3本。 このくらいの量を毎回3〜5種類組み合わせてだしの出た⼨
胴鍋に投⼊。主菜の調理をしている間、中弱⽕でじっくりと⽕を通していきます。⼤根、⼈参、キャベツ、⽩菜、⻑
ねぎ、⽟ねぎなどはクタクタになって柔らかく⽢くなるまで。じゃがいも、⾥芋、さつまいもなどは煮溶けるので、
後から鍋に⼊れる。油あげ、ぬるま湯で戻して⼩さく切った⾼野⾖腐は⽕を⽌める数分前。 ⼀度⽕を⽌めて味噌
(750g=1袋)を解き⼊れ、⽊綿⾖腐、お麩、わかめ、茹でた⻘菜がある時は味付け後に⼊れて再度点⽕し、沸騰した
らすぐに⽕を⽌めます。味噌は沸騰すると⾵味が⾶んでしまうので気をつけて。
★秘密3 ちょっとしたコツ
油あげはコクが出るので、ほぼ毎回⼊れています。ねぎ類も⽢みが出るので、⻑ねぎか⽟ねぎのどちらかを⼊れます。
汁物の野菜はシャキッと感が残るよりはクタクタに煮てしまった⽅が、⽢味も出て⼦ども達は⾷べやすい気がします。
⼩松菜、ほうれん草、⼤根菜などの⻘菜がある時は別茹でにしておいて細かく刻み、味噌を解き⼊れてから最後に鍋
に⼊れる事もあります。鮮やかな緑⾊が映えて⾷感もシャキッとし、綺麗な仕上がりになります。
ただ、年少組さんは緑の野菜が⼊っていると⾷べられない場合もあるので、緑の野菜も他の野菜と⼀緒に煮込み、敢
えて茶⾊く柔らかくする⼯夫もしています。
毎週かまど給⾷を⾷べて慣れてくると、ひばりさんになった頃から、お味噌汁のおかわりをしてくれる⼦が増えてき
ます。そしてつばめさんになると、クラスによってはお味噌汁の鍋が⼀滴残さず空っぽになる事も! 汁物に⼊れた野
菜なら⾷べられるという⼦も多いです。
ご家庭で作りやすいやり⽅をご紹介しますので参考にしてみて下さいね。
学校法人 金子学園 柚木武蔵野幼稚園
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