本来乳幼児の持つ能動的な探索行動をいかにして充分に発揮させることが大切だと考えます。 人間の「自然」の発達を存分に促し、その自由を拡大させることによって、ヒトの子ども、人間として発達させてあげたいものです。 子どもたちの全身がリズムにとけ込んで、のびのびと躍動する手足の筋肉。その筋肉から脳に伝えられるたゆまなき刺激。これが人間らしい喜びと誇りに輝く、子どもの表情となります。 筋肉から脳へ刺激を送り続ける運動の数々が子どもたちを発達に導きます。 子どもたちは、遊び(リズムの活動)を通じて、いつしか全身がバランス良く発達していきます。
作ったマラカスのリズムに合わせて
みんな揃ってジャンプだ
子馬さんになって!
☆本来人間が持っている能力を引き出す。
駆ける、跳ねる、這うなど、赤ちゃんの時から発達に応じた、発達を促す20種類以上のリズム遊びがあり、それぞれに手先、足先、腕、脚、首、背、腹など、全身の筋肉をくまなく使うように工夫されています。
肩の力を抜いたり、脱力を上手にすることによって、体が自由に伸び伸びしてくると、声帯への圧迫もなくなり、声も無理なく自然に素直に出てきます。
狩猟民族時代のように、足の裏を使って激しく動き回ることによって、土踏まずも形成され、脳も発達していきます。
☆武蔵野の取り組み
園ではリズムを取り入れたきっかけは、こども達の体がぎこちなくなってきていて転びやすい、転んでも手がでない等、本来本能として持っていた力がただ自然には出せない、また言葉がでるのが遅い子が増えていることに気づき、10数年前より、意識して生活の中にリズム保育を実践しています。特に足の親指を使って大脳を刺激すること、腹筋・背筋の筋力をつけることで言葉を促すことも大切と考え、リズムを保育の中に積極的に取り入れています。
カメさんになって
こんどは時計だ
自転車を漕いで
学校法人 金子学園 柚木武蔵野幼稚園
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