カリフォルニア産ブロッコリー AMARAL

ブロッコリーの概要

ブロッコリー
Amaral Ranch

ブロッコリーは、地中海東部沿岸地域を原産とするケールが起源の野菜です。
ブロッコリーという名前は、もともと古代ローマ人により、“木の枝”を表すラテン語から名づけられました。イタリア語では、茎や芽を意味するそうです。キャベツもケールを起源とする野菜で、つまり、ブロッコリーは、キャベツの仲間ということです。ケールの葉が結球したものがキャベツ、根が発達し食べるようになったものがコールラビ、花の部分を食べるようになったものがブロッコリーおよびカリフラワーという分化をたどったといわれています。カリフラワーとは「兄弟」ともいえる関係にあるといえます。
ブロッコリーが、日本にやってきたのは明治時代初期と言われています。しかし、本格的に栽培が始まったのは戦後なってからで、栄養価が高く、鮮やかな緑色が好まれ、徐々に需要が増えていきました。特に、日本人の栄養意識が高まった時期である昭和57年(1982年)に日本食品標準成分表が改訂され、ブロッコリーの栄養価が評価されると、その消費量は一気に伸び最近の健康志向とともに人気が出ました。
食用となる緑の粒つぶの集合体は、花蕾(からい)と呼ばれる花のつぼみが集まったものです。ブロッコリーはカリフラワー同様、キャベツの変種で、小さなつぼみの固まりと茎を食べます。茹でるとほのかな甘味があり、鮮度の良いものほど軟らかく美味しいので、使う分だけ買い求めるのがよいでしょう。灰汁がほとんどなく、味や香りにくせがないので、いろいろな料理に使えます。

"AMARAL"ブランドとは?

AMARAL ブロッコリー

エバーフレッシュが販売しているブロッコリー「AMARAL」は、アメリカ合衆国カリフォルニア州で栽培されています。主な産地は、サリナス・サンタマリア・インペリアルバレーの各地区です。広大な農場で、太陽をいっぱい浴びて育った「AMARAL」は、採れたてのように高い鮮度の状態で日本へ到着し、日本各地の市場を通して販売されています。
もしかしたら、皆さんが食べているアメリカ産ブロッコリーも「AMARAL」かも知れません。
弊社は、一年を通して鮮度と品質が高いブロッコリーを、安定的して供給しています。
※生産農場: Amaral Ranch
※規  格: 38玉入/ケース

高い品質と鮮度の秘密

ブロッコリー氷詰め

エバーフレッシュは、日本向けにブランドを固定し、安定した品質と鮮度を最も重視しています。日本人の現地担当者が、現地の生育状況・品質などの情報をしっかり管理・把握し、生産者と連携して日々努力しています。 また、日本へ出荷前の検品も日本人の現地担当者が厳しく行ない、その後に商品は船積みされています。産地であるアメリカから日本までは、船便で12日前後掛かかりますが、耐水性のあるダンボールに入ったブロッコリーにシャーベット状のアイスを隙間無く流し込むことにより、水分が蒸発することなく高い品質と鮮度を保ったままの状態で日本に到着し、皆様の食卓へと届きます。

栄養価の豊富なブロッコリー

ブロッコリーはビタミンAのもとになるカロテンや鉄、カルシウムなどの栄養価が高い野菜です。その鮮やかな緑色からもわかるとおり、緑黄色野菜の代表です。特に、花蕾(からい)のビタミンCは、レモンの約2倍。ビタミンCは、ガン予防、風邪予防に欠かせません。柔らかい茎は、花蕾よりビタミンA、Cが豊富です。また、カルシウムや鉄分も多いので、健康野菜のスーパースターといえます。豊富なカルシウムとたくさんの食物繊維は、血糖値を正常に保ち、クロムを含んでいるのでインスリンの効果を高め、糖尿病にも効果 があるといわれています。そのほか、カロテンは、皮膚や粘膜の抵抗力を強めるのに効果があります。

▼ブロッコリーの栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー 33kcal ビタミンA
(カロテン)
810μg
タンパク質 4.3g
脂質 0.5g ビタミンB1 0.14mg
炭水化物 5.2g ビタミンB2 0.20mg
ナトリウム 20mg ビタミンC 120mg
カルシウム 360mg ビタミンE 2.5mg
1.0mg 食物繊維 4.4 g
カリウム 360mg リン 89mg

美味しいブロッコリーの選び方・保存方法

ブロッコリーの保存法

色鮮やかで、蕾が小さくて固くしまっている、切り口がみずみずしいものを選びます。中央がこんもりと盛り上がっているものが良いでしょう。紫色を帯びたものは、低温下育ちでアントシアンという色素によるものです。
また、緑色の濃さの違いは栽培されたときの気温の違いですので、栄養的にも味もあまり違いはありません。茹でれば鮮やかな緑色になります。
鮮度が落ちてくると、花が開いたり、色が茶色っぽく変色してしまいます。こうなってしまうと、味も栄養価も落ちますので避けてください。鮮度が高い物ほど甘いので、美味しいうちに早く食べましょう。
保管はポリ袋に入れ、冷蔵庫で。また、茹でて冷凍しておくと保存がききます。