武蔵野幼稚園は、昭和49年に創立され、今年度で49年の歴史があります。
創立者の故金子タミ先生は、保育の理想を「大空にはばたく鳥のように」と高く、広く、深い願いを園舎に託して遺しています。「わたしは、すべての園児にとって、武蔵野幼稚園で受けた教育が、その長い一生を通じて、強い支えとなり、社会に何らか欠くことができないかたちでプラスとなることを心から念じています」の願いを引き継いで、さらに高め、豊かな保育にしていくようにと取り組んでいます。
武蔵野幼稚園コーラスサークルのお母さん達の 歌声をお聞きください。!
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教務・制作担当
1: | 共に育ち合う集団づくり |
---|---|
2: | すべての人間は平等であるという広い視野で考える |
3: | 日本の文化に触れながらゆとりや四季感や生活の中の作法を培う *子ども一人一人がもっている個性や身体的精神的な能力が十分伸びていくよう指導し 援助していく。そのために子どもの発達や環境・教材・文化・保育内容を大事にする! * 優しさと自治力のある集団づくり。 * 常に子どもにとって最善のものをめざす保育をしていく。 * 幼児期にとって大切な仲間との遊びや原体験を大事にしていく。 子どもにとって安心した居場所を保証しどの子も自分の思いを言葉で言える力を育て ていく! * 手、足、身体、全体がよく動きしなやかさを持ち丈夫で健康な身体と生きる力を育てる。 |
1: | 「発達のすじみちにそった保育」 *2才・3才・4才・5才児の発達の筋道を抑えながらひとり一人々成長を 保障する教育内容を工夫し実践していきます。 |
2: | 「行事に振り回される教育でなく教育が充実し成長の飛躍台になる行事に」 *儀式的行事、飛躍台になっていく行事を園と親との共催の行事など目的をはっきり させながら子どもにとって 意味のある行事を精選して位置づけています。 |
3: | 「育ち合う集団づくり」<br /> *クラス集団づくりを基礎にしながら縦割り保育、学年全体で取り組む保育など目的に 応じていろいろな仲間との関わりをもてるようにしています。 |
4: | 「自分たちの生活は自分たちで築く」<br /> *自分たちの生活は自分たちでつくり出せるように自治活動のめばえとしてグループ 作りや当番や係活動 *ものごとを決めていくための話し合い活動を大切にし自分の気持ち等を言葉で表現 できるようにしています。 |
5: | 「身辺自立」 *必然性を感じさせながら身につけていくことにしています。年長のお泊り保育を 目標に身辺自立の確立をめざしています。 |
「園バスは2台です」 コースは前年度をベースにしながら新入園児の地域を加えコースを
組みます。
☆今年度のバス運行領域
子どもに合ったお弁当の内容量で楽しく食べるランチタイム!いつでもお弁当を持って 園外に行ったり、ほかのクラスと一緒に食べたりします。
専属の栄養士さんの指導による週一回の「釜戸の日」。子供達の為に季節のもの、素材を大切にした味付け、伝統食を取り入れ、バランスのとれた釜戸給食ならではのメニューを用意しています。
「園舎」…創立者の「羽ばたけ幼き子らよ」の思いを大きく広げた翼の形の園舎に託して 建てられています。(クラス名は鳥にちなんでつけられています。)「保育室」11・ホール・調理室・お茶室・職員室・事務室・教材庫・書庫・職員図書室。
*保育室から外にすぐ遊びに出られます。室内にトイレがあり安心して行けます。また排泄の様子を みたり指導がていねいにできます。*たくさんの良い絵本の出会いや絵本で育つ心を大事にした学級文庫には250冊前後の絵本がどのクラスにもそろっています。紙芝居も多数あります。
「自由服登園です」 遊んだり活動しやすい服・着脱が容易な服・カバン・帽子は決まった物があります。
多摩ニュータウンの中でも1番自然や丘陵がそのまま残り樹木が多く季節感が豊かに味わえます。園周辺には公園が7箇所以上。緑のトンネルの続く遊歩道や小川や坂道、崖や山道は子供達の 散歩道、かたつむり等、虫たちとの出会いの道、つたのからむ林や森は探検、冒険のファンタジックの世界です。
園庭は八王子の幼稚園の中でも広く(敷地面積3400㎡=千余坪)年少組の部屋の 前にすぐ遊べるように砂場や水道、手洗い場があります。さらに大きな砂場・固定遊具・築山・夏季は屋上に年中、年長専用プール設置・2才、3才児専用プールを園庭に設置・体育倉庫・樹木数300本!
*創立15周年に建てられた記念館には、談話室、父母会室、ミニギャラリー等があり在園、卒園の保護者、地域の方々の憩い、集いの場になっています。*平成24年に太陽光発電装置が完備され、冷暖房を含め、園で使う電気のほとんどをまかなえるようになり、子供達の節電への意識の芽生えに役だっています。
〇共に育ちあう集団づくり 〇発達の筋道にそった保育 |
〇すべての人間は平等であるという広い視野の獲得 〇身辺自立の確立 |
〇自分たちの生活を自分たちで築く生活づくり |
〇栽培・収穫を体験しながら実体験を伴った食育活動を行い、食への興味関心や仲間と体験する喜びを育む。 |
〇職員が常に学ぶ姿勢を持ち、体験を通した研修を行いつつ教育計画の検討を重ね、保育の充実を図る。 |
〇様々な体の使い方を遊びや活動の中で経験し、体を動かして遊ぶ楽しさを感じたり、しなやかな身のこなし ができる体づくりを目指す。園外保育やタッチラグビー、鬼ごっこなどの経験を通し、成長を促す。 |
〇「茶道」の体験を通し、自分たちが暮らす日本の伝統文化を知り、季節や自然物、出会ったことのない道具 に出会うなど、感性を育む。 |
評価項目 | 自己評価 | 実施内容・成果 | 関係者 評価 |
|
1 | 栽培・収穫など の体験を伴った 食育活動の充実 |
A | ジャガイモ掘りやタケノコ掘りなど、実際収穫すること で、その作物がどのように実っているのかなど知ることが できた。そして採ってきた作物を調理して食べることで、 収穫の喜びや新たな食の体験ができ、興味関心が拡がる姿 が見られた。年長の米作りでは地域の方のご協力のもと、 年間通して作業し、収穫の大変さや喜びを友達と味わうこ とにつながった。実際に米を研ぎ、直火をおこし、羽釜で 炊く体験も行った。味だけではなく、香りや色彩、湯気な ど、経験しなくては得ることのできない食の広がりを持つ ことができたと思われる。 |
A |
2 | 職員の研修を行 い、保育の充実 を図る |
A | 教員の研修を行うことで、教育計画の見直しや新たな活動 への見通しがもて、より子どもたちにとって充実した保育 実践がつながるよう、心がけてきた。絵本の読み語り、 音楽の指導についてなど、幅広く学ぶことで、子どもたち の活動をより充実させる一歩になったと感じる。 また、年中児を少人数のグループにし、全職員で実際に保 育を行いながら、後にフィードバックをし、子ども理解を 深めるなど、職員集団として考察していくことができたこ とがよかったと思われる。 |
A |
3 | タッチラグビー |
A | ドッチボールや中あてなど、ボールを使った遊びを日常の 保育の中で取り入れている。近年地域の公園でもボール遊 びが禁止されるなど、子どもの球技体験が減少している。 ボールと自分の身体との関係を知って動く、相手の動きを 見て交わすなど、様々な要素があるタッチラグビーを取り 入れている。ボールで一緒に遊ぶことの楽しさから始ま り、三対三のミ二ゲームを行うなど、タッチラグビー日本 代表選手の方から指導を受け、楽しみながら体を動かすと いう豊かな体験に繋がっている。 |
A |
4 | 茶道を体験し、 日本の伝統文化 を知る |
B | 本園には本格的なお茶室が配備されている。 外部より茶道教授を招き、年長児が茶道体験を行った。日 頃とは違う静かな空気感や所作、毎回活けられるお花につ いてのお話、お菓子についてのお話の中から季節を感じる 事ができた。お茶を通して日本の伝統文化を知る事ができた。 |
A |
- 評価
- A・十分成果があった B・成果があった C・少し成果があった D・成果がなかった
評価 | 理由 |
A | 〇生きる上で大切な「食」について、子ども自身も生活の一部であるため、意欲的にかかわる姿が 印象的であった。栽培、収穫を通し、どのような形状でどのように実っているのかを体験から知 り、調理活動などに繋げて食したことは、そこだけで終わらず次への意欲へ積み重なる成長を感 じた。米作りに関しては、保護者や地域の方の協力も得ることができ、素敵な大人との出会いの 場でもあった。あたたかな関わりを持つ自然の中で遊ぶ体験が出来たことは、五感をふんだんに 使った取り組みでもあり、大きな成長につながったと感じた。 〇保育計画やカリキュラムは常に検討を重ね、目の前の子どもたちにとってどうなのかを考えあい ながら、保育にあたっている。そのような考察ができるということは、保育者が学びあい検討す るということが不可欠である。研修会への参加、園内研修の充実など様々な学びがあり、保育に 活かすことができた。今後も継続していきたいと考えている。 〇体を動かす楽しさをタッチラグビーを通して経験した。ドッチボールやサッカーなどの球技は怖 かったりする子どももいるが、タッチラグビーやボールを持っての鬼ごっこなど、安心して楽し む姿があった。相手をかわす身のこなしやボールを追視する力、自分の変化も感じやすく、手応 えを感じる子どもたちが多く見られた。引き続き楽しんでいきたいスポーツの一つである。 〇おけいこごとのような成果を求めるものではなく、文化との出会いとして茶道を大切にしてい る。長年かけて継承されてきた文化である茶道は、人との出会いや関わり、そして季節をめでる という感性の豊かさを育ててくれるものである。子どもたちも楽しみにしている時間であり、回 数を重ねていく中での成長を感じた。 |
- 評価
- A・十分成果があった B・成果があった C・少し成果があった D・成果がなかった
課題 | 具体的な取り組み方法 | |
1 | 遊びについての検討 ~主体的なこどもの遊び |
主体的に遊ぶ、関わるとはどのようなことなのだろうか。またそのような 成長を促す環境づくりや関わり、展開など、教職員で経験や考えを出し合 い、学習を重ねることで、子どもにとっての豊かな遊びの場づくりを考え ていきたいと考えている |
2 | 地域とのつながりを考え た園づくり | 昨年度は近隣小学校との「保幼少連携」会議を行い、職員間での交流を行 った。また小中学校や高等学校からの依頼で、保育体験の場として交流を 行った。園児も近くの店舗に見学に行ったり、買い物体験を行うなど、地 域とのつながりの中で、子どもたちが様々な経験をつんでいる。今後も地 域に根ざす園づくりをめざし、職員交流や子どもの関わりの場として、考 えていく。 |
3 | 未就園児親子の子育て 支援 |
働く母が増え、保育園を保育の場として選ぶ家庭が増加している。しか し、幼稚園の預かり保育を利用しながら、子どもにとっていい教育環境を 与えたいと考え、幼稚園入園を選ぶ保護者もいる。未就園児の時期は、保 護者も孤独な子育てに陥りやすく、ネットの情報に左右され、頼る存在が 少ない状況である。子育て広場や園庭開放、乳児から参加できる未就園児 クラスを通し、入園前も安心して子育てできるサポートに取り組んでいき たい。 |
田んぼ」や「稲作」など教育活動に繋げることが困難な活動などを継続して取り組むだけでなく更に発展させているように感じました。
タッチラグビーのように幼児でも無理なく楽しめる比較的新しい競技や伝統的な茶道の体験など「静と動」といった多様な学びがよく考えられている。子どもの多様な発達への対応にも丁寧に人員を配置するだけでなく保護者へのサポートも充実しているように感じた。
今後も、幼児教育における知識や経験を積み、家庭、地域、社会と共に発展していくことを期待します。
学校法人 金子学園 武蔵野幼稚園
住所:〒192-0354 東京都八王子市松が谷24番地
電話: 042(676)0772〜3