案山子(かかし)の制作と設置
案山子(かかし)は昔から農作業をするなかで、鳥やけものが人間が作業をしているときは田んぼや畑に近づかないので、人がいると思わせるために作られ始めたものです。また田んぼや畑を見守る田の神ともいわれています。
幼稚園では大切な稲を雀から守るために毎年、年長がクラス毎に「かかし」を作って田んぼに立てます。
かかしの体を作って!
この帽子とシャツを使おう
◎家庭から古着を持ち寄って
おとうさんの古くなったシャツや、ズボン等を持ち寄り、竹で作った骨組みに古くなったバスタオルなどを巻き付け、洋服を着せ顔を描いて完成。
顔はへのへのもへじ!
みんなの意見を共有して!
みんなの意見を共有して!
かかしさん、田んぼを守ってね
ほんとに人がいるみたいだ!
◎いろんな命をいただいて!
命を繋ぐために命を頂く、食べることは生きること、米を育てて、それを頂くこと。また東北や関東地方の山間部では今でも、稲に害をなすイナゴをとって佃煮にしたり、タンパク源として、煎ったり、佃煮して食べられています。
幼稚園の田んぼは無農薬栽培なのでイナゴがいっぱい発生します。このことは子どもたちも理解しています。そしてイナゴを採取して調理して食べる体験もします。生きる為に命を頂くことを米作りを通して”命を頂く”現場に向き会います。
やっぱりイナゴがいるね!
稲の為に捕まえます
いっぱいイナゴがとれました
クモもいたよ
バッタも!
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