About Gmundner Keramikグムンドナー・ケラミックについて
オーストリアを代表する陶器
グムンドナー・ケラミック社は首都ウィーンから西に200km、ザルツブルクにほど近いトラウンゼ湖畔に位置するグムンデンに拠点をもつオーストリア陶業最大手企業です。
工場敷地はトラウンゼ湖の上方にあり、その広さは約1万へーべーにも及びます。
1903年に設立された工房は、20世紀初頭には既に、オーストリア・ハンガリー帝国において高い評価を得ていました。
その後の発展で現在の著名な製陶工場となり、その名は国境を越えて知れ渡っています。
卓越された熟練工によるデザイン
工房には多数の図案家及び造形家がおり、現代陶芸の精巧なデザインや器形を考案しています。
自社内には120人の従業員を容し、その大多数は社の工場で育成された熟練工。
経験豊かな彼らの手によって、製品が生み出されていきます。
すべての模様を手作業で
製品は全て手描きで作成されており、その独創的かつ見事な色彩は陶器の持つ温かさと相まって国外でも高い人気を博しています。
中でも人気を集めているのが、シュトロイブルーメン(小花)と呼ばれている柄。
グムンドナー陶器は全ヨーロッパ諸国のみならず他地域にも出荷されていますが、近代的ライン生産に拘らず、60以上の工程を経る "手作り" による生産を今でも忠実に守っています。
グムンドナー伝統の緑 "グリュンゲフラムト"
製品種目は約2500種に達し、オーストリアの伝統を郷土風にアレンジしたクラシックスタイルからモダンスタイルに及びます。
グムンドナーの伝統を彩る "グリュンゲフラムト" (緑の炎)デザインの起源は15世紀に遡ります。
以来、"グリュンゲフラムト" パターンの製品の生産は現在に至るまで続き、多くのご家庭で愛用されています。
オーストリアでは50%の家庭で少なくとも1点はグムンドナーの器を所有し、オーストリア人の87%はグムンドナーを認知しているという統計が出ております。
徹底された品質管理
グムンドナー陶器は、その良質な製品を保証するために徹底した品質管理を常に行っております。
また特殊な原材料を使用することで、他の一般的な陶器より、縁の部分も強化。
さらに大きな進歩として、製品の無鉛の表面塗装に成功したことが大きく取り上げられています。
多くのお客様に愛されているグムンドナー
グムンドナー陶器はその簡素な形状に、伝統的なデザインと最新のデザインを織り交ぜ、幅広い世代のお客様に喜ばれています。
今ではディナーウェアにとどまらず、キャンドルスティック、ボール、花瓶など多種多様なデザインが生み出されています。
また製品を自然の原材料から生産することにより、環境への影響を考慮。
結果、北オーストリア県より環境保護賞を受賞しました。
また現在のグムンドナー陶器は全て、電子レンジ、オーブン、食器洗い機に対応しており、使いやすさも考えて造られています。